ゆっくり村ブログ

キノコ体感WS報告

3月 30th, 2007

ちょっと前になりますが、ゆっくり村農山村丸ごと博物館計画の一環で「キノコ体感WS」を行いました。
スロービジネススクールの学生さんとメキシコからのゲストも参加しました。

お世話になったのは、以前「山を守るキノコ」でも紹介した小林さん。

今回のルートはキノコの畑である「ホダ場」を案内してもらい、それから原木を育てている山を見せてもらいました。
小さなお子さんも2名参加。「子どものうちにいろいろな経験&体験をさせてあげたい」という親心。素敵ですね。

「あの辺の山の木は後8年もしたら切れるよ」と相変わらず時間感覚が違う山の民。
椚は切った後から、新芽が出て、それが伸びてくるという話も、実際に椚を見ながらだと迫力と感動が違いますね。

お昼は赤村スローカフェクリキンディで頂いて、午後はコマ打ち作業体験。

キノコの菌が回っている種コマという小さな木片を原木に打っていくのです。
小林さんが電気ドリルでガシガシ原木に穴を開けていき、その穴にコマを打っていく。

kinokowskoba.jpg  kinokowshose.jpg

参加者一同、どうやったらすばやく出来るか、打ち損じなく出来るか工夫しながらの作業。
埋め残しがあると、そこから雑菌が入ってしまうらしいです。
作業は丁寧に。

kinokows1.jpg
ちょっと分かりにくいですが、
コマ(左)とコマを打ち込む穴(右)

そこそこ、人手があったので、なかなか作業が進んだようです。
「作業の邪魔なだけだったら悪いなぁ」と思っていたのですが、
「やっぱり、人手があるとはかどるなぁ」と小林さん。
良かった良かった。

最後に、ホダ場でキノコを収穫させてもらいました。
見た目には、たくさんキノコがあるのですが、
「キノコの裏を触ってみてカサが開いているものを収穫するんです」との説明に納得。
カサが閉じているものは、これからまだ大きくなるから収穫には早いんですね。
「ホダ木の上の方に付いているシイタケは乾燥していることが多いけど、
下の方についているものは水分が多いからそれだけジューシーになるんです」と。
なるほど。一本のホダ木の取れる場所によってキノコの質が変わってくるんですね。

「昨日収穫しちゃったからなぁ」と話す小林さんを横目に「うぉ、やったデカイの見っけた」など宝探し気分で収穫を愉しみました。

晩御飯に直火で焼いたシイタケ、じゅ縲怩オ縲怩ナ美味しかったです!

「作業は年間通じて何かかんかあるから、また遊びに来てください」と言ってもらいました。
天気も良く、なかなかゆっくりした良い一日でしたね。

さ縲怩ト、第三弾は何をしようかなぁ。

団体さま受け入れ

3月 18th, 2007

ゆっくり村に「社員旅行で赤村に行くのだが、何かコーディネートできないかな?」という問い合わせが来ました。
このブログも見ていただいたそうで、ありがたいことです。

ゆっくり村単体では、まだまだ大して提供できることがないため、特産物センター(赤村の直売所)のばーちゃんたちに相談したり、スローカフェクリキンディに協力してもらったり、鳥越農園さんでも作業体験を受け入れてもらったりしながら、なんとか対応することができました。

まだまだコーディネートという域まで達していないですが、いろいろ勉強になりました。
職員旅行ご一行さまありがとうございました!!
ちょうど、別のルートで赤村に来ていたメキシコからのゲストも一部プログラムに参加。

当日はこんな内容で愉しんでもらいました。

特産物センターにて、パワフルなかーちゃん&ばーちゃんから指導を受けながら、コンニャク作りと桜餅作りを体験。

sakuramochi1.jpg sakuramochi2.jpg

餡を計って丸める。それから、紅麹で色をつけたお米で餡を包みます。
丁寧にやらないとはみ出します
塩漬けした桜の葉で包んで完成♪

konnyaku.jpg

コンニャクの粉にお湯を足して丁寧にかき混ぜます。
「『美味しくな縲怩黶xと気持ちを込めながらやらないとだめばい!」との指導
徐々にプルプルと固まっていくのが不思議です。

お昼は特産物センターで特別に「田舎料理のバイキング」

biking.jpg

シイタケ南蛮、三つ葉やサツマイモなどの天ぷら、煮ごみ(筑前煮)、鶏がらの出汁が効いた味噌汁、ご飯(ゆめつくし)、漬物、鯖の糠炊きなどなど、盛りだくさん。
別腹デザートには自分たちで作った桜餅

午後は農園にてセロリの片付け作業チームとカフェにてみつろうキャンドル作りチームに別れました。

candlews1.jpg candlews3.jpg

焦らずじっくりゆっくり世界でひとつのローソクを作ります。
やはり、6人6通りの個性があるローソクになりました。

燃やすのがもったいない気もしてしまうのですが、夜のキャンドルナイト時に活躍してくれました。

農園チームはひたすらセロリの株を引っこ抜く片付け作業に従事したとのこと。
「とっても、良い汗をかいた縲怐vとお風呂&ビールが格別だったようです。

「いやぁ、久々にゆっくりできたなぁ。本当に時間の流れが違うねぇ」といった感想をもらいました。

こういった、受け入れはそのまま交流にもなるので良いですね。
ゆっくり村としても、提供できる中身を徐々に増やしていきたいなぁ。

ゆっくり村の新住人?

3月 15th, 2007

ゆっくり庵には母屋とハナレの二つの建物があります。
母屋は何とか住めるようにしていたのですが、ハナレは手付かずでした。

そこに、近所に住んでいたスロービジネススクールの学生でもあるオカモト氏が登場。
「ここ、自分で修理するけん、使わせてもらえん?」と。

僕には修理する時間的な余裕がなかったため、
ウーファー滞在時には柔軟に対応してもらうことを条件に了承することに。

hanare_okmt.jpg
オカモト氏 藁草履を編む技術を持っています。

彼はコツコツと改修を続け、とうとう「うわぁ縲怩アんなところ住みたくないなぁ」というボロボロの状態から
「ほ縲怏Kそうねぇ」という状態までもってきてくれました。

腐った畳を外に出し
腐った床材を取替え
ボロボロになっていた天井板を張替え
水道を分岐させて引き
屋根瓦の割れているものを取替え
などなど、たくさんの作業をこなしてくれました。

kawara1.jpg kawara2.jpg
雨漏り防止のため割れた瓦を交換。何故か床下から出てきた瓦を再利用しました。

仕事が丁寧な人なので、なかなか良い仕上がり具合になっています。

食べる・出す 循環

3月 11th, 2007

「食べるために」
というフレーズを良く聞きます。

そのために、一日の大半の時間を仕事に費やしたり
時には自分の信念を折曲げてみたり
「仕方がない」とつぶやいてみたり。

だったら、良いもの食べましょう、というのはいつも思っていること。
ゆっくり村では、もちろん常に良いもの食べてます。

さて、今日は、食べることと対になる「出すこと」について。

食べたら、出します、ね。

ゆっくり村・ゆっくり庵でももちろん、食べて・出すという日常的な営みがなされています。

ゆっくり庵に来た当初、地元の人と話をしていて
「トイレをどうすっかねぇ」という話になった。
ゆっくり庵のトイレは、かなりシンプル。
単なるぽっとん便所なのである。
便器の下に、コンクリの巨大な皿のようなものが設置されていて
そこに、用足したブッタイが落ち込むだけの仕組み。

「基本的な工事をしてもらって、便層を据えて、定期的に汲み取りに来てもらったら良いね。
ま縲怐A工事だけで10万ぐらいかかるかもしれないけど」と。

10万という金額もさることながら、
「他人に汲み取ってもらわなくても、自分で分解させて循環させれば良いのだろうなぁ」と思った。
ちょっと、そんな話をしてみると「ハッハッハ、そうかそうか、その方が君らしいね。
ドツボ(土壷)を掘ってそこに投げこんでおけばそのうち分解されるよ。昔の人は皆そうしてたしねぇ。」と。

そうは言ったものの、けっこう気が重い事項であった。
インターネットで資料を漁るもあまり必要かつ的確な情報が出てこない。

しかし、待ったなしで生活は始まり、食べることと出すことは日常的な営みに。

ひとまず、製材所からもらってきたカンナ屑(オガクズ)を用足しした後に
ブッタイにかけることにした。

そして、男性は小さい方は基本は野外というルールも作った。
小さい方の水分が溜まると、分解が遅くなったり匂いが発生したりいろいろ厄介らしいとの情報からだ。

経過は順調だった。

オガクズのおかげか、匂いは全く気にならない。
ちょっと牛小屋のような香りがすることもあるが、「トイレが臭い」という状況には全くならなかった。

しかし、2ヶ月も経つと徐々にブッタイの蓄積具合が気になる。

「そう言えば、攪拌して空気に触れさせた方が良いんだっけ」と思い、本日木の枝で攪拌してみる。

あまりナマナマしいことは、書きたくないが、素敵な状況ではなかった。
表面上はオガクズがかぶさっているのだが、下の層は。。。

いわゆる、ハエの赤ちゃんが大発生状態。

「グオッ、なんじゃこりゃぁ!!」というわけで、
本日はし尿処理施設整備と汲み取り作業となりました。

文献で調べてあった処理の仕組みを参考に
浅めの穴を堀り、そこに汲み取ったブッタイを投入。
自分から出てきたブッタイとは言え、なかなかヘヴィーな作業でした。

掘った穴の中には、木屑や小枝、木の皮、枯れ草、青草などもブッタイと共に投入。
好気性(空気があるところで活発に活動する)土着菌に分解してもらうことに。
あまり深く掘ってしまうと好気性の菌が活躍できないそうだ。

「数日で匂いが消え、1ヶ月半もすればほぼ分解される」と書いてあったが、実際どうなんだろう?

一応、雨水が入らないような工夫はしておきました。

「用を足して、レバーをひねって流せば終わり」というのが一般的なことですね。
僕も、つい最近までまったくレバーをひねった後に関しては無関心でした。
でもこれって、自分が食べて出したものがどう処理されるのか、どうなっていくのか、
ということ自体へのソウゾウ力を奪ってしまいますよね。
結局、他人にその処理を任せているだけなのですね。

循環型、持続可能などの標語だけではなく、
リアルな循環がここにはあるなぁ、と感慨深い出来事でした。

さすがに、この内容で写真は使えないね。。。

山を守り育てるキノコ体感

3月 6th, 2007

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ゆっくり村農村丸ごと博物館計画

第2弾 山を守り育てるキノコ体感

「キノコが山を守る」と聞いて何を想像しますか?
なかなか想像し辛いですよね。
だから、赤村・ゆっくり村にて一緒に体感しませんか♪

赤村のキノコ栽培農家、小林慧さんと一緒に
キノコ栽培の現場見学とちょっとした作業体験と
キノコ用の原木を切り出す山を見て歩きます。

キノコを育てることは、菌を打つホダ木を育てることであり、
ホダ木を育てることは、山を育てていくことなんですね。
利用し終わったホダ木は田畑で堆肥として活用されます。
里山をフル活用する農家の循環的デザイン力も感じてください。

食卓のキノコが山とつながっている。
そんなことを体感する企画です♪

日時
3月18日(日曜)少雨決行
参加費:1000円(昼食込み)
定員:10名(要予約)

10:00
赤村特産物センター駐車場集合

キノコ栽培の現場見学&作業体験
原木を育てている山の訪問
お昼:特産物センターにて

15:00頃
解散
(当日は希望者に対してシイタケのホダ木販売もあります)

問い合わせ&予約先
⇒ゆっくり村 slowculture_vpjct(a)slowbusiness.org  ごとう
cf:http://www.yukkurimura.com/blog/archives/158/

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