ゆっくり村ブログ

嬉しい再会

1月 14th, 2008

かつての同僚たちがゆっくり村を訪問してくれました。

僕は1年9ヶ月しか居なかった職場なのですが、
一緒に仕事をしていた後輩達がもう3年目になっています。
本当に苦楽を共にした仲間です。
すっかり中堅に近い位置づけで仕事をしている様子。

久々の再会は嬉しいもの。

「ゴトゥさん、なんか前より良い表情してますよね」なんて言われたり。
確かに、こっちに来て良い環境の中で美味しい玄米を食べながら過ごしていたら、
肌ツヤが良くなった気がしています。

「畑はどのぐらいの広さやっているんですか?」
「何で赤村なんですか?」
「関東に戻って就農したいなんて思いますか?」などなど質問攻め。。。

スローカフェ・クリキンディにてランチをいただいた後は、ゆっくり庵と自然農畑の見学。

農文協という食と農を中心とした出版社のスタッフたち。
当然、農的営みには関心が高いのです。

へー、ほー、と感心しながら大根を引っこ抜いてはしゃいだり、
ゆずをちぎって「すっっつっぺー」と叫びながら食べたり。。。

そして、メインイベントとして大豆の殻取り作業をしてもらいました。
僕を入れて7人。1時間やっただけでも、僕一人でやる7倍の人手。
何より、みんなでワイワイ作業をするのは愉しい限り。

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千歯こぎで枝からさやをはずして(左)、さやを叩いて(奥の女性)大豆を選び出します。

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選び出した大豆のゴミを飛ばすべく、即席人力風送り作戦。
この辺の機転は、さすがだなぁ。

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いつの間にか、皆手ぬぐいを顔に巻いての作業になりました。

お陰さまでだ〜いぶ作業が進みました。
ありがとう。

夜は、赤村の直売所で買った野菜や豆腐、ゆっくり村の野菜を使った鍋パーティー。
いろいろ話をするつもりだったのに、
不覚にもワタクシャ急ピッチで飲みすぎて早々に潰れてしまいました。
ちょっと横になろうと思って、気がついたら朝でした。。。
ゴメンナサイ。

そして、彼ら彼女らは、天草(熊本)や知覧(鹿児島)、
八代(熊本)など明日からの各仕事現場へと旅立って行きました。

いろいろな悩みや歓びを抱えながら懸命に仕事をしている
元同僚の姿を思い浮かべながら、
ワタクシャakilagotohも気を引き締めるわけでありました。
また、気軽に寄って欲しいな。

ちなみに、農文協とは百姓仕事の知恵と生活技術の雑誌『現代農業』
圧倒的な蓄積データを活かしたオシャレな食と暮らしの雑誌『うかたま』
日本各地の元気な地域づくり・村づくりの事例を紹介する
『増刊 現代農業』などなどを出版している日本にず〜っとあって欲しい団体です。

他にもたくさん良い本、出してますよ。

akilagotoh

ミエ@ゆっくり村 その2

7月 13th, 2007

5/4 直売所でお手伝い?
今日は、早起きして村の直売所でお手伝い!という一日のスタート。そこで売っているお弁当作りを、赤村のおばちゃんたちが毎朝早くからやっているのだ。しかもこの日は赤村のお祭り。お弁当ももちろんのこと、大皿で頼まれるお祝い料理や散らし寿司など他の注文も沢山入っているから大忙しの1日。私たちがついた頃には既に、出来上がったおかずの山が並び、沢山のおばちゃんがせっせと働いていた。
「何お手伝いしましょうか?」「んー、じゃぁこれ並べといて」「終わりましたー、次は?」
「んー、そうねぇ。この芋天食べなさい、揚げたてだから」「あ、あんた達。こっちのおにぎりも食べてええよ」おばちゃんらがせっせと動き回る中、手伝ってるんだか、邪魔してるんだかさっぱり分からない状況で、私たちはせっせと試食と言う名のつまみ食い。そうこうしているうちに、どんどんいろんな種類のお弁当が出来上がる。どれもこれも、手作りの美味しそうなおかずがびっしり。こんなお弁当屋が会社の近くにあったら絶対買うのに・・。なんてぼーっと考えてたら、お仕事がひと段落したらしく、おばちゃんらが集まってきて休憩という名の食事時間に。所狭しと机に並べられたおかずの入ったお鍋。ご飯も炊き込みご飯やちらし寿司まであり、ちょっとしたバイキング気分だ。しかも、どれもこれも飛び切り美味しい。昨日の夜、あんなに食べ過ぎたのに・・・・と自分の胃袋の実力に驚きながらも、朝っぱらからお腹いっぱいいただきました。

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あれ、私ら朝ごはん食べに来たんだっけ?という疑問にかられながらも、愉快なおばちゃんたちに別れを告げて、帰り道にちらっと直売所を見学。あんなにいっぱい作ったお弁当たちが、もう残りわずかに売れていた。他にも、この村で取れた野菜やパン、お菓子、加工品などが生産者の名前付で販売されている。nobumatsuri2.jpg
この村で作られた食べ物だったら、みんな安心して買える、そんな気がした。生産者の顔が見えるって、なんて安心なんだろう。逆に、自分が普段買っている食べ物が一体どこでどういう風に作られているのか、想像してちょっと怖くなったり。ちなみにここで購入した「ゆず胡椒」は今マイブーム。
一つの木に沢山実を付けるゆずは、実を大きくする為に青いうちに間引きされる。その間引きした実を捨ててしまわずに、青い皮を剥いて刻み、塩と青唐辛子に漬け込んだものが「ゆず胡椒」。昔はゆずの木のある家では、おばあちゃんが自家製のを作っていたらしい。なんてムダの無い食べ物なんだろうってそれだけで好きになっちゃうのに、またこれがいい香り、ピリッと辛くて何に添えても美味しくいただける。特に、赤村で買ったゴトー氏お勧めの手作りゆず胡椒はたまりません。まだこの魅力を知らない方は、是非お試しあれ。

さて、その後午前はカフェでのんびり働き、午後は赤村のお祭りを見学することに。お神輿の担ぎ手として、張り切って出て行ったゴトー氏が「今日じゃなくって明日だった・・・」と肩を落として帰ってきたことで一同大爆笑。教えてくれたおばちゃんが担当日を伝え間違えたらしい。ぶつぶつ文句を言うゴトー氏を尻目に、色とりどりに飾られたお神輿が田んぼの間の道を行く。

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副村長さんらしき人がお酒を片手に、村人に配って回る。日本のお祭りってこういうのなんだなぁ。田んぼの神様に、豊作を願うお祭りなんだ。とまだ水の張られていない水田を見ながら納得。祭事は全て自然のタイミングと一緒に作られていることに、ここに来て実感した。
だんだん夜も更けて、人もどんどん集まってくる。祭りの一大イベントはお餅撒き。子供から老人まで、お餅を取ろうとみな必死。しかも、撒かれるお餅の中にはくじ引きの番号がついているものがあって、最後に抽選会があるというからさらにエキサイト。人を最後まで残そうとする主催者側の工夫がまた微笑ましい、、、と思いながらも、その策略にはまってうっかり最後まで祭りに居残ってしまった私たち。豪華(?)景品は残念ながら誰も当たらず、すごすごとおうちに帰りました。

5/5
あいにくの雨のせいか、この日のカフェはなんだか客足が鈍い。あれ?人来ないけど大丈夫??みたいな状況。手持ち無沙汰の私たちに、店長が一言。「HPに載せる写真のモデルになって縲怐vということで、急遽写真撮影会がスタート。もちろん、主役はカフェに置いてある可愛いフェアトレード商品たち。バックや帽子、スカーフなどをとっかえひっかえ、あーだこーだ言いながら写真を取りまくるのは思いのほか楽しかった。そんなこんなで「あれもカワイイ」「これも欲しい」と買い物魂に火がついた女3人は、撮影後自分たちの買い物選びに没頭。
そしてさらに、調子に乗った私たちは「せっかく(?)だからお店のメニューを味わわねば!」とデザートに挑戦。ゆったりとした空間の中、美味しいドリンクと幸せなスイーツですっかり長居をして迷惑な客、と化してしまった。。。あぁ、こんなカフェが近所にあったら通っちゃうのに・・。

すっかりカフェを堪能した後は、カフェからすぐ近くにある「源じいの森温泉」で一風呂浴びる。美味しい&体によいものを散々食べて、いい空気を吸って、毎日笑って騒いで、気持ちよく眠って。極めつけは温泉なんて、こんな最高なGWは無い!とすっかり有頂天。やっぱり体も伸び伸びとリラックスして、いつも仕事で凝り固まってる(というほど真面目に働いてもいないが)自分とは別な人みたい。そういえば、まだ赤村来てから2縲鰀3日しか経ってないのに、この間、毎日がすごーく濃くて長かった気がするな・・・。
明日の別れの気配でちょっぴり寂しくなりつつも、そんなセンチメンタルな気分は吹き飛ばして、もちろん、最後の晩餐も盛大に!!ということで今晩は、お世話になったカフェスタッフをお招きし(家主:ゴトー氏には事後報告)宴会だ縲怐B

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家のありとあらゆる食材をフル活用し、みんなで思い思いに作った晩御飯で囲炉裏を囲む。いろんな話が飛び交う中、ちょうどOPENして1年、というカフェスタッフのみんながこれからを振り返ったり、今後のカフェ運営を語りあう場面も。やっぱりいろんな苦労や悩みがそれぞれにあって、その上であの素敵な空間が成り立っているんだな。と実感。でもそれを支えてくれる周りの人たちの協力や、何よりもあのカフェのファンになったリピーター客の皆さんがいるから、きっといろんな壁にぶつかりながらもこの村での彼らの挑戦は続いて行くんだ・・・なんて偉そうなことを考えながら、囲炉裏の横で寝こけてしまった私だった。

5/6 赤村またねー
楽しく働かせてもらったカフェも最終日、ということで、今日はカフェで出しているランチメニューをいただくことに。私はカレーを注文。うまい。野菜だけのはずなのに、コクがあって深い味。しかも優しい。私が気に入ったのは、カレーのセットについている玄米のパン。おかゆ状にした玄米を焼いた?ものらしいが、その甘みと味わい深さにやられた。玄米に、こんな食べ方があったなんて・・・・。衝撃。食材の持つ美味しさに驚かされてばかり(というより、食べてばかり)の赤村滞在。

お世話になったカフェのみんなにお別れもそこそこに、ゴトー氏に車で駅まで送ってもらう。さよならだけど、またね、赤村。車が町に近づくにつれ、どんどん風景か変わり、楽しかったこの数日間から現実にぐいぐい引き戻されていくみたいな感じがする。でも普段の自分とは全く違う生活だったけど、そこにはこれからの自分の生活へのヒントが沢山隠されていた。こんなことやってみたいな、というヒントの種を自分で植えて、育てて、着実に土地に根を張り生活をしている人たちがそこに居るから、それは決して非現実なことじゃない。いろんな気づきを与えてくれた人たちとの出会いに感謝。

あとがき
東京に戻ると、そこにはいつもの日常生活が待っていた。でも、仕事で疲れたって、ラッシュにもまれたって、赤村滞在をふと思い出すと体から元気が沸いてくる。人間はやっぱり自然とつながって生きていくのが一番ってことなのかな。赤村の自然を思い出すだけでも、体は喜ぶみたい。
前から愛用していたマイ箸に加えて、最近ではクリキンディで購入したマイ水筒もお出かけのときに持っていく。好きな飲み物を入れて持っていくと、気分がうきうき。職場にも持って行くと、「なんで水筒持ってるの縲怐H遠足?」って聞かれるからいろんな話をするきっかけになるし、さっそく同僚がマネをして水筒持参派になってたりと、嬉しい反応も多い。
全ての人が赤村のように自然と共にある生活をすることはできないけど、環境を大事にしたい、安全なものを食べたいという気持ちがあれば、身近にできることはいくらでもある。便利になってしまった世の中は、反面自分で気をつけて選択をしていかないと気づかないうちに自分も環境破壊や、地球の裏側の誰かを搾取してる加害者になってしまうことが多い。
そんなの嫌だ、という方には、環境問題やフェアトレードに興味をもって欲しいな。難しいのはちょっと・・・という人は、是非ゆっくり村のウーファー体験を。頭で考えるより、すっと体に感じて分かることが沢山あるはず。
私ももっと色々勉強しなきゃ!そして今度は是非、蛍が飛ぶ時期を目指して赤村再訪を楽しみにしています。

ミエ@ゆっくり村 その1

7月 12th, 2007

すっかりシリーズ化してしまった、3羽烏滞在記。
(ひとまずの)ラストは、ミエさんの感想です。

とにかく常に笑っていた3人の客人。
僕は「なんか腹筋が痛いなぁ」と朝思ったら、笑いすぎと判明したぐらいでした。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

あれは、3月のある日のこと。
久々に会った昔の職場仲間のNori☆Noriと晩御飯を食べていたところ、GWの予定の話に。
「のりのり、GWは?」「私ね縲怐A九州の赤村ってところに行くよ。ゆっくり村っていうおもろいことやってるとこがあるんよ!あ、美絵も一緒に行かん?」「へぇ縲怐A(何すんのか全然わっかんねぇけど…)行く!」
こんなやりとりから始まった私の未計画ゆっくり村滞在、何もわからない状態での飛び入り参加でしたが、確かに、面白いことに間違いは無かった!!

5/2  初日: 新宿から赤村へ…
GW中の5/1、2を休ませてくれなかった上司に心の中で悪態をつきながら、急ぎで仕事を終えて慌てて羽田空港へ。既に全然スローライフではないが、村に行ったらゆっくりするもーん、と呟きながら、あっという間に北九州空港へ。赤村行きの電車はすでに終了している為、途中の駅までバスで行って、お迎えの車を待つことに。
先にその日、赤村に到着していたNori☆Noriとノブ、そして受け入れお世話役のゴトー氏の3人がお迎えにきてくれました!遅い時間にごめんなさーい。
そして車で走ること…20縲鰀30分くらい?どんどん建物・灯り・車・もちろん人影…なんて見えなくなり、真っ暗闇で「着いたよ縲怐vって言われても何がなんだか??な状況の中、ついにゆっくり庵に到着。
明かりをつけてもらうと、「昔の家って、こういう造りだったんだぁ縲怐Aへぇ縲怐vって感心するくらいそのまんまのお家でした。もう夜も遅いから、詳しい話は明日ね、と言いながらもぽっとんトイレの使用方法はしっかり教えてくれたゴトー氏。全部畑の肥料に使う為、もちろんトイレットペーペーをぽっとんに捨てるのは厳禁です。自分が出したものが、野菜の肥料になるなんて、まさに循環!素敵縲怩ニ感動しながらも、うっかり紙を落としてしまわないかヒヤヒヤ。数時間前まで、新宿のオフィスで働いていたことが嘘みたいな、ゆっくり村滞在のはじまりはじまり。

*ゴトー注釈:畑は現在無肥料栽培を試みているので、人糞を肥料化はしていません。大地には返していますけれどもね。

5/3 朝食は畑から
朝起きると、まずは朝食作りから!
ゴトー氏が前日に購入しておいてくれた見るからに美味しそうな酵母パンが食欲をそそる。
そして何より嬉しかったのが、畑から採ってきたばかりの新鮮ラディッシュのサラダ。
自分で土から引っこ抜いたラディッシュは、可愛くって可愛くって。

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引っこ抜いただけでも嬉しいのだから、手をかけて育てて収穫するなんて感動だろうな、と思う。もちろん、味も抜群!美味しい空気も一緒に味わい、最高のスタート。

カフェスタッフデビュー☆
さて、いよいよ本日のお仕事、スローカフェへと向かう。
久しぶりの接客業、楽しみでワクワク。でもこんな田舎(失礼!)にそんなお洒落カフェがあるものなのか?と思いつつ、到着したのは想像以上の広さと素敵さを兼ね備えた自然食カフェ・クリキンディ。セールストーク好きな私は、光栄にも物販担当を任せられることに。早速店長から品物の説明を受けるが、自分が欲しくなって気になる気になる・・・。
商品勉強と言い訳しながら、物色しまくり、、、ってその横で既にNORI☆NORIはお目当て品を即購入!・・・やるな。。。
ゴールデンウィークということもあり、お店はなかなかの繁盛。もちろん、温泉に来たついでにふらっと寄って、ふらっと帰っちゃうお客さんも多いけど、意外とフェアトレードに興味持ってくれる人、もともと関心が高い人も多くてこっちがびっくり。世の中って、意外と捨てたもんじゃないなぁ。私ももっと、自分の買い物、フェアトレード商品増やしたいなぁ。なんて逆に感化されちゃった。
そんなこんなで、手伝ったんだか遊んでたんだかよく分からないまま本日のカフェ業務は終了!まだ忙しいお店を見捨てて、退散。

*ゴトー注釈:カフェスタッフデビューの模様はカフェブログにもあります。

晩飯は裏庭から 念願のタケノコ堀
家に帰り、さて晩御飯は何にするか?ゆっくり村での食料調達は「畑の作物」「周りの農家からもらった作物」「裏山から調達した作物」「その他」に大きく分類されるようです(勝手に分類)。私たちが今晩の主役に選んだのは・・・・裏山のタケノコ!北海道生まれの私は、そもそも竹林に馴染みが無い。よくテレビで見る、タケノコ堀&掘りたてのタケノコづくし料理ってやつを死ぬ前に一度やってみたいものだな・・と思っていたので、一人妙にテンションが上がる。いやっほー。
スコップ、鋤、鍬などめいめい、思い思いの道具を手に、裏山へ。道すがら、ゴトー氏による「これは野カンゾウ、酢味噌あえにするとうまいよ」「これはふき、この辺にいっぱい生えてる」などと野草の解説つき。(ゴトー氏、物知りすぎてオジィちゃんみたいだね・・・)いよいよお目当ての竹林へ。もう時期が遅いかな?と思いきや、意外とちょこちょこ、頭だけのぞいてるタケノコちゃんが潜んでいる。でも初心者の私には探すのも大変、ゴトー氏が見つけてくれたタケノコを、ご指導の通りに掘ることに。途中で折れないように、そっと、でも力を入れて土を掘る。いい具合にタケノコちゃんが出てきたら、最後はスコップで力をこめてグイっと掬い取るように・・・・。

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これが意外と、力が要る、タケノコとの一騎打ち。でも取れたときの喜びは格別!やった縲怐Bだってこれから、グングン伸びていって、周りの背の高い竹と同じくらいに成長するはずのタケノコだもんね。一番の生命力をいただくのに、これくらいの苦労は当たり前かも。普段スーパーでは気づかない、「野菜も一つの命」ってのがぐっと感じられた。

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さて、タケノコ、ふき、野カンゾウなど裏山からありがたく頂戴した山菜たちをみんなで和気あいあいとクッキング。これまた怪しいゆっくり庵の台所で「これフキン?雑巾?」「この葉っぱ、どこまで食べれるの?」「砂糖が無いってどういうこと!」などと怪しげな会話を繰り広げながらも、出来上がった食事は豪華絢爛☆堀りたてタケノコはこれまた念願の炭火で丸焼。ふきの煮物、玄米のご飯、ラディッシュの漬物、赤村の厚揚げ、と挙げればキリがない。食べたものすべてが美味しくって、もう大満足。肉や魚が無くっても、豊かな食事ってあるんだな縲怩ニ実感。なによりも、みんなでわいわい喋りながら食べるのが一番の美味しい理由かも。

<<つづく

石井ノリノリ滞在記07年5月

7月 10th, 2007

5月の上旬から下旬に掛けてゆっくり村に滞在してくれた石井ノリノリさんから感想をもらいました。
皆さんにも、お裾分けします。
いやぁ、ほんと、嵐のようにやってきて、嵐のように去っていったという印象が。。。
良い意味でですよ。

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左がノリノリ。去年の夏に続いて訪問してくれました。

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親愛なる中村隆市様・そしてウインドファームにつながる皆様へ

2007年5月2縲鰀24日、私は福岡の土と風に育まれました。人間の細胞は三週間で生まれ変わると聞きます。今の私は魂も身体も、福岡色に染まっているのかも知れませんね。
そんなにも長い滞在となりました。大変お世話になりありがとうございました。
中でも、水巻にお邪魔した数日間、和やかにご一緒させて頂き、以前よりずっと皆さんを近くに感じることができました。幸せな時間をありがとうございました。
また、”Xデー”(TEAM GOGO!2007@赤村5.22『107+1天国はつくるもの』上映・中村隆市さんトークイベント)には、本社から黒崎さん、小野さん、そしてSBS・SBCから上條さんに赤村まで駆けつけて頂いたこと、本当に感謝しています。

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言い出しっぺは、一ウーファーに過ぎない私。イベントは二週間後!ナンテありえないシチュエーションでしたのに、時間を割いて下さいましたね。そのことの方が「ありえへーん」と、応援をお願いした張本人がうれしい歓声をあげました。
結果的に、来場者数<スタッフ数という(笑)栄えある動員数となりました。また、お金の面でも収支は全く合いませんでした(足し算の苦手な私×)
けれども、時代はお金<心のつながりに追い風です。
来て下さった方からは、「いい映画だった。自主上映会、これからも応援するよ」「中村さんと1対1で話せたことが信じられない。妻と来たかった」との声が。
ゲストからは、「クリキンディ、いい場のエネルギーを感じる。ぜひ今度はお店でライブさせて下さい」と丸山茂樹さん。「NORI☆NORIが動いたから自分達はつながれた。”繋ぎの役目担う笑顔”やな。ありがとう」とえいたさん。

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新聞記者の入江さんは「エコ関連の原稿はなかなか記事にならないが、今回はデスクがわかってくれました」(5月20日毎日新聞九州版朝刊に、ウインドファームの名前やGOGO!事務局の連絡先入り記事が掲載!)と。
他にも、「暗幕がない!」とSOSを発信すると、暗幕が現れ(荒川さん、ありがとうございました♪)、「会場がない!」とアセアセ相談すると、イベント数日前にも関わらず、源じいの森が心よく貸して下さって(常務さん、感謝してます)!
様々な信じられない応援の手が差し延べられました。

5月9日にてんつくマンの講演会を聞いて、「イベントをしよう!」とひらめいた私ですが、己の未熟さを痛く感じ入り…。それでも、その未熟さを知ることができたことに感謝したいと思う現在の心情です。
なあに!マワリテメクルだ♪お金のマイナスを差し引いて余りある、キラキラ輝く宝モノ。これを機に集った仲間のナント個性的で素敵だったことか♪
隆市さん、やっぱり私、動いてよかったと思います。このところ、いろいろな人やモノとの出会いを通じて、『世のため人のためになる”いい事”をしようとするならば、必ず支えが現れる。きっとうまく行くから安心してやりなさい』というメッセージを繰り返し受け取っている気がしています。
今回、まさにその通りになりました。

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けれども、隆市さん、ご迷惑をお掛けして、ほんとに申し訳ありませんでした。
そして、お金の面でも気持ちの面でもヘコンデないかと私を気遣い、寛大な措置を取って下さったこと、ただただ恐縮しています。
隆市さんの奥深い優しさに触れ、またしても胸がふるえる思いです。

こうして、私の学びの5月は足早に去りました。『半農半X』『自農』『赤村移住』???新しい夢で膨らんだ荷物を京都の自室で解いています。
愛猫のハナと寝そべって伸びをしていると、福岡での日々が夢の様です。
今朝、麦味噌を仕込み、玄米で甘酒を作りました。カボチャときゅうりを遅まきながらプランターに定植して、父とLove2で取り組んでます♪
近くに畑が借りられたらいいのになぁとアンテナを伸ばしつつ、地元の農家さんやスローライフ仲間からいろいろ教わって、創る喜び、育む幸せを味わっています。
これからどこへ向かうのか、まだわかりせん。(都会で企業に就職はなさそうですが!)けれど、より心地よい方へ、より充足感を得られる方へ♪誘われるまま、進んで行こうと思います。

そして、赤村での三週間で最も心に響いた言葉は
「自分で限界を設けないで思い切りやりなさい
それが人々や世界のためであればある程
見えない次元の無数の援助があります
安心してやりなさい」
でした。
この言葉をくれた葉祥明さんの詩集『WORDS AND VERSE』と出会ったのは、カフェスタッフのお家のトイレでした。ナオさん、ありがとう。
葉さん、すばらしいスピリチュアル・メッセージをどうもありがとうございます。

はてさて、どんな芽が出てどんな花が咲きどんな実を結ぶのか…?
一説によると、120歳まで長生きできるらしい(?)私の、今生のドラマを面白がりながら、今ここにいることを大切にしていきたいと思います。

そろそろ梅雨入り。季節の変わり目には体調を崩しがちです。そんな時は、玄米と梅干し、それに具の少ないお味噌汁が一番です。ご無理なさいません様に…。
皆さんおひとりおひとりにとって、心地よい毎日であります様、心からお祈りしています。
取り急ぎ、長居の御礼まで。ありがとうございました。

プチウーファー“三羽ガラス”のゆっくり庵滞在記 ノブ編

5月 27th, 2007

先日ゆっくり村滞在をしてくれた、例の三羽ガラスのひとりから、感想を頂戴しました。
素敵な文章をありがとう!

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5月2日から6日までの四泊五日、三羽ガラス(赤村のおばちゃん命名)こと、Nori☆Nori、みえ、ノブの三人は、短期のウーファーとして、ゆっくり村に滞在してきました。短いけれど濃密な、そして何より笑いの絶えない楽しい時間を過ごすことができて、本当に幸せでした。

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「ゆっくり村ってなに?ウーフってなに?」
ピースボートで知り合ったNori☆Noriに誘われ、な縲怩ノも知らずに赤村を訪れたわたくし、ノブが、宿泊先のゆっくり庵のことを中心に、赤村での日々を振り返ってみたいと思います。
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今回寝泊りさせてもらった“ゆっくり庵”について、事前に得ていた情報は以下の三点。
「空き家になっていた農家に手を入れ住んでいる」
「ぽっとん便所である」
「五右衛門風呂がある」
……はたしておなごたちが泊まるのにふさわしい場所なのか。興味半分、不安半分といったところでした。
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さて、このゆっくり庵の住人であり、滞在中のアテンド役を務めてくれるごとうあきら氏に連れられ赤村入りした私たち。ゆっくり庵に到着後、まずはごとう氏の暮らす母屋をのぞきこみました。土間のままの台所(かまど付き)は雑然としていますが、上がりぐちの向こうに見える座敷には、思いのほかきれいな畳が敷き詰められています。そして、その手前の板の間には、手作りの囲炉裏まで!電気もガスも通ってる、水道も通ってる(井戸からの汲み上げ)。なんだ、ぜんぜんいけるじゃん、と心の中で(ちょいと失礼な)安堵の呟きをもらしつつ、次は離れへ。
現在この離れを棲家としているのは、雑履(ぞうり)職人のおかもと氏。ちょうど彼が留守中ということで、三人の寝所として使わせてもらうのです。こちらの離れは、こじんまりさ加減がいい感じ。立てつけの悪さは否めないものの、最初はとても住める状態ではなかったという話を聞いても想像できないほど、いまや立派に人の住処になっています。狭いので、ぽっとん便所の扉をきちっと締めておかないと、夜中にかぐわしい香りがほのかに漂ってくる、という欠点はありましたが、たぶんそれに気づいていたのは、一番ぽっとんさんに近い位置取りで寝ていた私だけでしょう……。

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離れに荷物と布団を運び込んだら、まるでそこが自分たちの家であるかのように落ち着いてしまった三人。さっそく布団を敷いて寝る準備です。ごとう氏がどこかの旅館から調達してきたという布団がびっくりするほど重くて、「息苦しい縲恍qァする縲怐vなどと騒いでいたわりには、みんなあっという間に眠りの世界へ落ちていきました。

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天気のいい朝は、外で朝食をとりました。ごとう氏が「うっかりもらってから使わないことに気づいた」という折りたたみ式のベッドが、ベンチとして大活躍。おいしいパンと温かい飲み物、畑から採ってきたばかりのラディッシュを使ったサラダ、そして昇ったばかりの太陽の光。ゆるやかでぜいたくなひとときです。

朝食後は、スローカフェ“クリキンディ”でランチタイムのお手伝い。今回プチウーファーとして請け負った唯一の仕事らしい“仕事”ですが、のんびり楽しくやらせてもらったので、あまり“働いた”という感覚はなく、その上ランチタイムが終わって一段落ついた頃には、ごとう氏が登場して遊び?に連れて行ってくれるので、とにかく五日間、ず縲怩チと遊んでいたような気がします。

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地元のお祭りを観に行って餅まきに参加したり、陶芸家のお宅を訪ねて摘み立てのカモミールやスペアミントでいれたハーブティをいただいたり、温泉でのんびりしたり……。

そして何より印象に残っているのは、タケノコ掘りと野草採り!

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へっぴり腰でシャベルや鎌を振るいタケノコと格闘したり、自生のフキやノカンゾウを摘み取りながら感じたこと。それは、“土に生えているものを自分の手で引っこ抜く”という行為は、ごく単純な喜びを得られるのと同時に、生きているものの命を断ち切って、それをもらって自分は命をつないでいるんだということを、まざまざと感じさせられる行為だということでした。スーパーで袋詰めにされた野菜を買っている毎日では、なかなか思い起こすことができないことです。

ゆっくり庵の夕食は、玄米菜食が基本。ゆっくり庵に置かれている調理道具や調味料は限られていますが、“なければないなりに何とかしよう”と、知恵とアイデアを出し合うのがまた楽しく、毎晩みんなで台所にひしめき合って、わいわいと料理をしました。近所の農家でもらった野菜を、あれも使おうこれも使おうとするあまり、日毎に品数が多くなり、食事処となった囲炉裏の周りにお皿が並びきらないほどに……。もちろん、収穫したタケノコ、フキ、ノカンゾウも、夕食の材料となりました。皮付きのまま七輪で丸焼きにしたタケノコのおいしかったこと!
そして、料理がおいしければ話もはずむ。話がはずめばお酒もすすむ。……というわけで、七輪で暖をとりつつ、連日夜中まで、果ては朝方まで、宴会が続いたのでした。

ところで、旅の前から私たちの関心の的の一つだった五右衛門風呂ですが、想像していたより、ずっと可愛らしいサイズの釜でした。肩まで湯に浸かりたければ、胎児のように身体を丸めなければなりません。熱せられた釜に触れないようにしながら、そのような体勢をとるのだと説明されたときには、そんな難儀なこと!……と思いましたが、実際は、風呂を焚いてから入るまでに時間があいたので、もう釜に直接座り込んでも大丈夫でした。

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余談ながら、五右衛門風呂の湯船に浮かんでいたゴミを見て、「ごとう氏は何日ぐらい水を使い回すんだろ?さすがエコだね」などと言っていた私たちに、後日、本人から、「当日の朝、釜を洗って水も入れ換えておいた。蓋の上に乗っていたチリや埃が落ちただけだ」との抗議?が。……気を遣っていただいたのに、大変失礼をば致しました。ごめんなさ縲怩「。

赤村を離れる日の朝、ごとう氏がゆっくり村の畑や田んぼを案内してくれました。
ごとう氏が手がけている畑はちょっと変わっています。一見すると雑草が好き放題に生えているように見え、休耕中の畑なのかと思うほど。けれどよくよく見てみると、草の間のあちこちに、いろんな野菜が芽を出し葉を広げています。日光をさえぎらないよう適度に草むしりはするけれど、あとは雑草と同居させながら野菜を育てるのだそうです。なんだか骨太な?野菜が育ちそう。野の草花に負けずに育った野菜たちは、いったいどんな味がするのでしょうか。

さて、これにて三羽ガラスのプチウーファー生活はおしまいです。
あまりに短い滞在だったので、「何を学んだ」などとおこがましいことは言えませんが、心に刻んで帰ったことがいくつかあります。
何でも自分の手でやってみる。
足りないものをすぐに手に入れようとせず、ないなりに創意工夫をこらしてみる。
そして……、一番大切なのは楽しく時を過ごすことだということ。
何があっても笑っているのが一番!
充実した時間を過ごせて本当に良かった。赤村で出会った人たちに心から感謝します。
願わくば、また会える日までごきげんよう!
                                  ノブ

 

3羽ガラス現る

5月 6th, 2007

冬を越えたゆっくり村にお客さんが来ました。
久々の来客。
しかも、愉快な女性3人。

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ひとりは、以前も来てくれたノリノリさん。
Nobuさん ミエさん
皆さんポジティブパワー炸裂でした。

今回は赤村のスローカフェクリキンディでの助っ人を中心に村での生活を味わってもらいました。
直売所を見学したり、ちょこっと手伝ったり、祭りを見物したり、夜中まで話込んだり。
なんとも、濃いゴールデンウィークでした。

面白いと言ってもらったのは「野山での食料確保」。
タケノコ掘りをしたいというので、集落の山に入りタケノコゲット。
もう穂先が伸びているものがほとんどでしたが、
まだまだ地中からちょっと顔を出す程度のタケノコもありました。

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タケノコだけではなく、裏庭に自生しているフキとカンゾウも採取。
コンクリに覆われた都会とちがって、農山村では食べものってその辺にあるんですね。

料理好きの人間が終結していたので、毎回夕食は「これでもか!」というぐらいの品数と味。
かなり素敵な食卓でした。
素材は直売所で買ったり、近所の方からお裾分けしてもらったり、野山で確保したり。
まったくもって、豪華・豪勢ではないのですが、イチイチ美味しい料理たちでした。

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料理が美味いと話が弾む?
連日2時、最終日は4時まで語り場が展開されました。
とっても濃い時間と空間でした。

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朝食は朝日を浴びて鳥の声を聞きながら

こうやって外から風が吹き込むことでゆっくり村も充実していくことになります。
とても良い手ごたえのあった4日間でした。

3羽ガラスさんたち、どうもありがとう!
またおいでてくださいな。

って、ノリノリさんはもうちょっと滞在してくれます。
「うーん、やっぱり1年ぐらい居てみたいなぁ」なんて発言も。
今後の展開にも注目ですね。

石井ノリノリ滞在記 その2

10月 20th, 2006

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        写真中央がノリノリさんです。

【ウインドファーム】
ウインドファームは、小倉に程近い水巻にあります。道路に面して看板が上がっていて、コーヒーを販売しています。奥には、中村隆市さんたちがデスクを並べる事務所。秘密の小部屋みたいなチェルノブイリ支援運動九州事務局。水屋のある休憩室。なじみ深い商品が一杯の倉庫。そして、コーヒーの香が立ち上るばいせん室がありました。
ウインドファームでは、発送作業やホホバオイルの瓶詰め等をしました。作業の合間に、矢野さんから『エコロジーの風』を見せて頂いて、カルロスさんを偲ぶことができました。私には、貴重な気付きを与えてくれた、大切な時間になりました。

【水巻寮】
水巻に滞在中は、通称水巻寮に泊めて頂きました。私が通されたのは、二階のお部屋。寮母的存在のたまこさんが秋の草花を飾って下さってました。水巻寮には、SBS事務局の上條麻子さんが住んでおられます。お昼には上條さんと二人、たまこさんが支度して下さる食事を頂きに帰りました。
たまこさんは、毎食毎食私たちのために栄養のバランスを考えて、丁寧に食卓を整えて下さいました。いつも何くれとなくお気遣い下さる慈愛の塊の様なお母様。感謝の気持ちがいっぱいで、頭が下がります。ありがとうございました。
水巻寮で忘れられないのが、地元学イベントのために東京からいらした高津さん・佐野さんを交えてのしゃべり場。参加者は他に上條さんと後藤さん。観てきたところの六ヶ所村ラプソディの感想や、SBSのあれやこれや。SBS生ではない私は、聞き役に回ることが多かったのですが、皆さんの真っすぐな熱意と分析力・問題解決能力に感服しました。夜更けまで…というより明け方まで飽くことなく熱く語り、明日につながる夜になりました。(炊飯器の笑えるエピソードについては、参加者まで♪)

【六ヶ所村ラプソディ】
9月29日には、福岡市内の大名まで『六ヶ所村ラプソディ』を観に行きました。青森県六ヶ所村にある使用済核燃料再処理工場を巡るドキュメンタリー映画です。
村で田んぼを作ってきた苫米地さんは、消費者と顔の見えるよい関係を築いてこられました。再処理工場が放射能を排出するため、お米にも汚染が及ぶことを、消費者に正直に伝えられたのです。その結果、「苫米地さんのお米を食べたいけど、家族のために安全でないお米を買い続けることはできない」と、離れていく消費者が相次ぎました。
愛情込めて育てたお米を、食べてもらえない―。苫米地さんが、映像の中で声をつまらせておられました。それでも田んぼに「元気で育ちなさいよ」と声をかけながら、お米を作るしかないかなしさ。そのかなしさに負けず、「まだあきらめなくていいよ!まだ変えられる!」と笑顔で六ヶ所の問題を訴え続ける苫米地さんの姿が目に焼き付きました。

【ラミ】
天神にあるピースボートセンター福岡で、『現地の若者が伝えるレバノンとパレスチナの今』という緊急報告会に足を運びました。2001年にピースボートの船上で、敵対するイスラエルの若者と歴史的な対話を実現した青年、ラミが来日したのでした。
私は、2003年にピースボート船上でラエルというパレスチナの青年と出会い、チャリティオークションの司会をしたことがあります。あれから三年。日々の暮らしに追われてパレスチナの友人の惨状に心を寄せることが少なくなっていました。彼らの状況はよくなるどころか、悪化の一途をたどっていました。
知ろうとしなかった、伝えようとしなかった事に対する自責の念…。ラミに謝ったら、肩を叩いて「今日のことを家族に伝えてね。」と、笑ってくれたのでした。
ラミの話の締めくくりは、―パレスチナの民は、笑いを忘れない―でした。決して希望を捨てない、強い意志に胸を打たれました。

【デトックス】
思いがけず、ゆっくり村滞在はデトックス合宿となりました。身体によいことの連続で、毒という毒全て搾り出した感じです。
マクロビオティックに、ビワの葉温灸、ヨガは那須家で体験。別府へ足を伸ばして、明礬温泉や、竹瓦で砂風呂にも入って温泉三昧。赤村でもおが屑酵素風呂や源じいの湯に癒されて!体質改善できたかな?

【キャンドルナイト】
ゆっくり村を去る日が近づいたある夜、那須家でキャンドルナイトのホームパーティーがありました。電気を消して、ろうそくにあかりを燈そう!
高藤さん親子にクリキンディの店長:松田さん、鳥越ファーマーズの岡本君と松永君。気心の知れた仲間が集い、なおさんお手製の車ふのカツ丼をやんやと頬張りました♪
心地よい夜を演出したのは、ろうがほやになっていて、オレンジ色のグラデーションがきれいなキャンドル。素敵なブリキのランタン…。そして十五夜のお月様!
月がこんなに明るいなんて!まあるいお月様から、神秘的な力を授かった気がします。
誰が言い出したのか、焚火が始まり、CDをかけながら別府土産の焼酎にかぼすを搾って一杯。葉巻と水パイプは誰が持ってきたんだっけ?いつしか楽器も登場して、思い思いの音を響かせ月夜に飾りました。
焚火の揺らめく焔が、いつもより濃くそれぞれの心模様をあぶり出したみたい。「あるがままでいいんよ。そのままの自分を受け入れて生きよ」誰かが呟いた…。

石井ノリノリ 赤村滞在記 その1

10月 19th, 2006

 福岡県赤村で展開中のゆっくり村に、短期ウーフとして滞在させて頂きました。その、示唆に富み、満ち足りた18日間について、村暮らしの楽しみを報告します。
 

【はじめに】
 私は、京都在住のオーバー30。ピースボートで出会ったハチドリの物語が縁で、ゴールデンウイークにオープンしたばかりのクリキンディを訪れました。そこで中村隆市さんと一日ご一緒してすっかり赤村に魅せられ、休職中なのをよいことに、「ゆっくり自然の中で暮らしたら、どんな風に感じんのかなぁ」「これから進むべき道が見えたりするんかなぁ」「ハチドリ計画で何ができるかなぁ」と、様々な思いを胸にウーフ生活に飛び込んだのです。

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【音人の会】
 赤村のプラットフォーム:赤駅へ下りたったのは、残暑がゆるみ、畦道の彼岸花が秋の訪れを告げた9/21。滞在中のアテンド役:後藤彰さんが、駅まで迎えに来て下さった。
 その日は、スローカフェ・クリキンディで『音人(おとんちゅ)の会』が開かれていました。楽器をひとつと、お料理をひと皿♪そしてLINEなきOPEN MINDで!約20名が集いました。村民の敬愛の的:中原先生初め、鳥越農園の高藤さん・岡本くん、クリキンディを愛して支えて下さる若い家族連れのお客様たち…。
 今宵のトピックは、赤村でたくさん採れる真竹を使った打楽器の飛び入り演奏。楽器は、二の腕くらいの太さ(サイズは様々!)の真竹を半分に切ったものを、二本のバチで鳴らすお手製です。保育園教諭を退かれた須浦さんと東さんが、バチを高く上げたり、バチに合わせて視線を配ったり。オリジナルの楽曲を、気合い充分、リズム・テンポ・強弱の変化多彩に演奏されました。会場も演者の熱気が伝染して、ぶうぉーっとひとつに盛り上がりました。
 その後、みんなが楽器を持ち寄って大セッション♪ディジィリドゥ・ジャンベ・シンギングボール・篠笛・三線・オカリナに瓶ビール…!身体が楽器とばかりにフォーミーまで加わって気持ちいい縲怺エじ。ポール・マッカートニーの『エボニー&アイボリー』みたいに、ハーモニーの中で一体感に包まれました。
音人の会、クセになりそうです。

【宿泊先:那須家】
 泊めて頂いたのは、クリキンディのシェフ那須旭さんとナオさんご夫妻のお宅。生後八ヶ月のゆいちゃんが、人見知りもせずご機嫌に迎えてくれました。
 ナオさんは、とってもセンスがよくて、家中に素敵な雑貨が気持ち良くちりばめられています。使いやすい箒とちり取りはデンマーク製だったかな?アフリカのモビールやあやしいキューピーさん人形も。
 それから、那須家には掃除機・炊飯器・電子レンジがありません。テレビもリビングにはないので滞在中テレビを見たのは、『HUMANITY』という爆笑人間演劇のDVDをご家族の寝室で観たときだけでした。
 また、食事はナオさん日わくナンチャッテマクロ。玄米菜食中心です。料理・洗濯・掃除、なんでもみんなで協力します。
 大体7時くらいに(ゆいちゃんの目覚めと共に!)朝が始まり、夜はなんとなく更けていきます。寝坊助の私は度々朝食に遅れてしまいましたが、皆さんはそんなことのないように…。ナオさんごめんなさい×
 
【クリキンディ】
 土日中心にクリキンディで働きました。9縲怩T時の勤務です。主にホールの仕事をしました。店長の松田直子さんのアドバイスで、お料理をサービスする際には「赤村でとれた完全無農薬玄米を使っています」「ゴミを減らすためにストローをおつけしておりません」などと話し掛けます。人とつながるチャンス。
 森のお守り箸を買いに来て下さった方から「オーナーは何をしてる人?」と尋ねられたので、中村隆市さんが「水俣病を知ったことをきっかけに、利益追究を第一とする企業や国のあり方に疑問を覚え、誰もが安全に幸せに暮らせる様願って今の仕事を興された」とお話しました。すると、とても真剣に聞いて下さって、フェアトレードの考え方に感心して森のコーヒーを飲んで下さいました。これぞ醍醐味ですね。
 滞在中、私の友達が三回来てくれました。初めはピースボートに一緒に乗った友達が。そしてその友達が家族と一緒に!こんな広がりって、嬉しいですね。

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 また、クリキンディでは週末によく店外に出店することがあります。9/30と10/1の土日は煙突ライブといい野外ライブに出店しました。
 那須さんのアイデアで、定番メニューのビスコッティという焼き菓子を、煙突ビスコッティを銘打っていつもより長くカットして出したところ好評♪ところが!寒かったので、私が、ホットコーヒー百円のポップを貼りだしたら、インスタントの百円コーヒーばかり出てハンドドリップが圧され気味でちょい反省…。
 でも『私にできること』が売れたり、SBS生のベポの友達が来てくれたり。雨後曇りだった割には売り上げもぼちぼちで、いつもとちがうお客様にクリキンディを知って頂けたのは嬉しいことでした。

【鳥越農園】
 火曜日の午前中は、鳥越農園で農作業をしました。鳥越農園では、減農薬で野菜を、完全無農薬でお米を作っておられます。茄子の収穫・ハウスにビニールを巻いたことも。どれも興味深く、もっとやりたかったと思う一番の仕事でした。

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 ゆっくり村として、後藤さんが作っておられる田畑の作業もありました。セルポットに種を撒いて苗を作ったり、大根を播種したり、畑で残渣を焼いたり。ちょうど赤米がたわわに実って美しかった。
 ただ、季節柄蚊にたくさん噛まれたので、虫よけを忘れたのは痛かった!長袖長ズボンでもおでこをやられてぼこぼこにされました×

 

【特産品センター】
 作業の後は、村自慢の特産物を集めた特産センターでお昼を食べました。と言ってもレストランがあるわけではなく、特産品センターで販売しているお弁当のお惣菜を食べさせて下さる、通称裏食堂です。
 地元でよく作られるイワシやサバの『糠炊き』が、山椒がきいておいしかった!後藤さんが山椒入りの糠を試作中なので、もうすぐポトリで食べられるかも。
 裏食堂で楽しかったのは、そこで働くお母さんたちとのふれあい。糠炊きも優しい甘さのお豆さんも、どうやって炊いたとか、誰それの畑の豆だとか!聞きながら頂くと更においしくありがたく感じました。

つづく>>>

赤村スローカフェ&ゆっくり村訪問記

7月 27th, 2006

みなさま、はじめまして&こんにちは。
スロービジネススクール一期生のスズキヨウです。

7/17縲鰀7/24の一週間、福岡県田川郡の赤村を訪れました。
源じいの森にあるスローカフェ「クリキンディ」、
クリキンディにおいしい野菜を提供してくれる「鳥越農園」、
元気なおばちゃんたちのいる「赤村特産物センター加工所」&「裏食堂」、
田んぼや大豆畑の「ゆっくり村農園」、
雨の森を歩いた「源じいの森スローツアー」などなど
出会いと思い出のつまった旅になりました。

5月にオープンしたばかりのカフェ「クリキンディ」は、私が到着する前に
ちょうど店内の改装が終わったばかり。カフェの名前は、南米の先住民に
伝わるお話に登場する小鳥の名前です。

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海の日や週末には、親子連れや大人数のお客さんがどっと押し寄せて、
大にぎわいでした。特に店の前の色とりどりのハンモックは常に注目のマト。
源じいの森温泉で汗を流したら、クリキンディでコーヒーをいただいて
ハンモックで昼寝♪なんだか休日の極楽コースですね縲彌r

「鳥越農園」では、減農薬トマトの収穫とハウスの片付けをお手伝いしました。
まだ少し青いトマトをもいで、トマト独特のほろ苦いにおいを吸い込む・・・
かごの中に行儀良く並んだトマトが、みるみるうちに熟れていく様子に
植物の不思議をみるようでした。
午前中の作業はあっという間に時間が過ぎてしまいましたが、毎日どしゃ降りが
続いたので、屋内の農作業は有り難かったです。

これもって帰りな、とどっさりいただいたトマトたちは、
宿泊先の料理上手の奥さんの手で、味噌とからめたトマトソースに変身!
これがまた本当においしいのです。こだわりのライ麦パンと一緒にいただくしあわせ。
食べる、という生活の基本を、無理なく楽しくおいしく作るワザを見せていただきました。

朝の4時からお惣菜の加工が始まる「特産物センター」、
加工所のおばちゃんたちの「裏食堂」にも、大変お世話になりました。
元気いっぱいのおばちゃんたちは「若者は宝よ」と言って、
お昼ごはんに訪れた私たちに、手作りのお惣菜を山もり食べさせてくれました。
いつも笑いのあふれる食堂に、おばちゃんたちこそ宝だわ縲怐Aと思うことしきり!

スタッフ後藤君が案内してくれた「ゆっくり村農園」の田んぼでは、
ちょうどイネの花が咲いていて、雨にうたれた穂が幻想的な風景を
作り出していました。たった数時間しか咲かないイネの小さな花々。

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スコールのような雨にも凛と立って育つイネの収穫はお盆前後の予定だとか。
赤村の思い出がもうひとつ増えました。
あ、大豆畑の雑草は大変なことになっています(笑)!至急応援をお願いします(本気)!

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 いよいよ旅も終盤を迎えた7月23日、「森のいのちのスローツアー」と題して、
カフェ近くにある源じいの森を歩くミニガイドツアーを企画しました。
当日は朝から曇り空で、昼近くからどんどん雨が降り始めました。
何件かキャンセルのお電話を受け付けつつも、なんとか小降りになってくれないかな縲彌r
とのお願いは、ちょっぴり聞き入れられたもよう。

第一回目は、森歩きをされる二人の女性が、大分から参加してくださいました。
にぎやかな色のレインスーツで森に出かけ、葉っぱで遊んだり、
大きなカタツムリに出会ったり、めずらしいキノコに驚いたり、森のランチをつくったり、
雨の森を満喫。森のトンネルを抜けたころ、雨が待ちきれずに降り出しました。
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謎のキノコ

第二回目は、お母さん&小学生の男の子、そして女性二人が参加してくれました。
黒いアゲハに見とれたり、苔の感触を楽しんだり、濁流にドキドキしたり、ヘビの抜け殻を発見したり!
晴れているときには見られない、色鮮やかで香りたつような森をまたまた堪能。
二回目も最後にはやっぱり雨がどんどん降ってきたけれど、
「なんだか雨の森が好きになっちゃった♪」
そんな声をきけたとき、このツアーを企画してよかったな縲怐Aと心が踊りました。
参加してくださった皆さん、本当にありがとう!

一週間の赤村ステイでは、この他にも那須家ご家族&ご友人の方達、
カフェクリキンディとかかわりのある、陶芸の石草釜、木工のCAN工房、
有機コーヒーのウィンドファーム、などなどたくさんの方のお世話になりました。
本当にありがとうございました。
山と森と水に抱かれた里、赤村のこれからの発展を心から期待します!
SBS一期生&森のスローガイド  スズキヨウ

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