2007/5/27 Sunday

プチウーファー“三羽ガラス”のゆっくり庵滞在記 ノブ編

Filed under: 訪問者たち — Akila Gotoh @ 15:41:11

先日ゆっくり村滞在をしてくれた、例の三羽ガラスのひとりから、感想を頂戴しました。
素敵な文章をありがとう!

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5月2日から6日までの四泊五日、三羽ガラス(赤村のおばちゃん命名)こと、Nori☆Nori、みえ、ノブの三人は、短期のウーファーとして、ゆっくり村に滞在してきました。短いけれど濃密な、そして何より笑いの絶えない楽しい時間を過ごすことができて、本当に幸せでした。

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「ゆっくり村ってなに?ウーフってなに?」
ピースボートで知り合ったNori☆Noriに誘われ、な縲怩・ノも知らずに赤村を訪れたわたくし、ノブが、宿泊先のゆっくり庵のことを中心に、赤村での日々を振り返ってみたいと思います。
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今回寝泊りさせてもらった“ゆっくり庵”について、事前に得ていた情報は以下の三点。
「空き家になっていた農家に手を入れ住んでいる」
「ぽっとん便所である」
「五右衛門風呂がある」
……はたしておなごたちが泊まるのにふさわしい場所なのか。興味半分、不安半分といったところでした。
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さて、このゆっくり庵の住人であり、滞在中のアテンド役を務めてくれるごとうあきら氏に連れられ赤村入りした私たち。ゆっくり庵に到着後、まずはごとう氏の暮らす母屋をのぞきこみました。土間のままの台所(かまど付き)は雑然としていますが、上がりぐちの向こうに見える座敷には、思いのほかきれいな畳が敷き詰められています。そして、その手前の板の間には、手作りの囲炉裏まで!電気もガスも通ってる、水道も通ってる(井戸からの汲み上げ)。なんだ、ぜんぜんいけるじゃん、と心の中で(ちょいと失礼な)安堵の呟きをもらしつつ、次は離れへ。
現在この離れを棲家としているのは、雑履(ぞうり)職人のおかもと氏。ちょうど彼が留守中ということで、三人の寝所として使わせてもらうのです。こちらの離れは、こじんまりさ加減がいい感じ。立てつけの悪さは否めないものの、最初はとても住める状態ではなかったという話を聞いても想像できないほど、いまや立派に人の住処になっています。狭いので、ぽっとん便所の扉をきちっと締めておかないと、夜中にかぐわしい香りがほのかに漂ってくる、という欠点はありましたが、たぶんそれに気づいていたのは、一番ぽっとんさんに近い位置取りで寝ていた私だけでしょう……。

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離れに荷物と布団を運び込んだら、まるでそこが自分たちの家であるかのように落ち着いてしまった三人。さっそく布団を敷いて寝る準備です。ごとう氏がどこかの旅館から調達してきたという布団がびっくりするほど重くて、「息苦しい縲恍qァする縲怐vなどと騒いでいたわりには、みんなあっという間に眠りの世界へ落ちていきました。

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天気のいい朝は、外で朝食をとりました。ごとう氏が「うっかりもらってから使わないことに気づいた」という折りたたみ式のベッドが、ベンチとして大活躍。おいしいパンと温かい飲み物、畑から採ってきたばかりのラディッシュを使ったサラダ、そして昇ったばかりの太陽の光。ゆるやかでぜいたくなひとときです。

朝食後は、スローカフェ“クリキンディ”でランチタイムのお手伝い。今回プチウーファーとして請け負った唯一の仕事らしい“仕事”ですが、のんびり楽しくやらせてもらったので、あまり“働いた”という感覚はなく、その上ランチタイムが終わって一段落ついた頃には、ごとう氏が登場して遊び?に連れて行ってくれるので、とにかく五日間、ず縲怩チと遊んでいたような気がします。

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地元のお祭りを観に行って餅まきに参加したり、陶芸家のお宅を訪ねて摘み立てのカモミールやスペアミントでいれたハーブティをいただいたり、温泉でのんびりしたり……。

そして何より印象に残っているのは、タケノコ掘りと野草採り!

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へっぴり腰でシャベルや鎌を振るいタケノコと格闘したり、自生のフキやノカンゾウを摘み取りながら感じたこと。それは、“土に生えているものを自分の手で引っこ抜く”という行為は、ごく単純な喜びを得られるのと同時に、生きているものの命を断ち切って、それをもらって自分は命をつないでいるんだということを、まざまざと感じさせられる行為だということでした。スーパーで袋詰めにされた野菜を買っている毎日では、なかなか思い起こすことができないことです。

ゆっくり庵の夕食は、玄米菜食が基本。ゆっくり庵に置かれている調理道具や調味料は限られていますが、“なければないなりに何とかしよう”と、知恵とアイデアを出し合うのがまた楽しく、毎晩みんなで台所にひしめき合って、わいわいと料理をしました。近所の農家でもらった野菜を、あれも使おうこれも使おうとするあまり、日毎に品数が多くなり、食事処となった囲炉裏の周りにお皿が並びきらないほどに……。もちろん、収穫したタケノコ、フキ、ノカンゾウも、夕食の材料となりました。皮付きのまま七輪で丸焼きにしたタケノコのおいしかったこと!
そして、料理がおいしければ話もはずむ。話がはずめばお酒もすすむ。……というわけで、七輪で暖をとりつつ、連日夜中まで、果ては朝方まで、宴会が続いたのでした。

ところで、旅の前から私たちの関心の的の一つだった五右衛門風呂ですが、想像していたより、ずっと可愛らしいサイズの釜でした。肩まで湯に浸かりたければ、胎児のように身体を丸めなければなりません。熱せられた釜に触れないようにしながら、そのような体勢をとるのだと説明されたときには、そんな難儀なこと!……と思いましたが、実際は、風呂を焚いてから入るまでに時間があいたので、もう釜に直接座り込んでも大丈夫でした。

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余談ながら、五右衛門風呂の湯船に浮かんでいたゴミを見て、「ごとう氏は何日ぐらい水を使い回すんだろ?さすがエコだね」などと言っていた私たちに、後日、本人から、「当日の朝、釜を洗って水も入れ換えておいた。蓋の上に乗っていたチリや埃が落ちただけだ」との抗議?が。……気を遣っていただいたのに、大変失礼をば致しました。ごめんなさ縲怩「。

赤村を離れる日の朝、ごとう氏がゆっくり村の畑や田んぼを案内してくれました。
ごとう氏が手がけている畑はちょっと変わっています。一見すると雑草が好き放題に生えているように見え、休耕中の畑なのかと思うほど。けれどよくよく見てみると、草の間のあちこちに、いろんな野菜が芽を出し葉を広げています。日光をさえぎらないよう適度に草むしりはするけれど、あとは雑草と同居させながら野菜を育てるのだそうです。なんだか骨太な?野菜が育ちそう。野の草花に負けずに育った野菜たちは、いったいどんな味がするのでしょうか。

さて、これにて三羽ガラスのプチウーファー生活はおしまいです。
あまりに短い滞在だったので、「何を学んだ」などとおこがましいことは言えませんが、心に刻んで帰ったことがいくつかあります。
何でも自分の手でやってみる。
足りないものをすぐに手に入れようとせず、ないなりに創意工夫をこらしてみる。
そして……、一番大切なのは楽しく時を過ごすことだということ。
何があっても笑っているのが一番!
充実した時間を過ごせて本当に良かった。赤村で出会った人たちに心から感謝します。
願わくば、また会える日までごきげんよう!
                                  ノブ

 

2007/5/25 Friday

「自給は豊かさの証し」 日本農業新聞に載りました

Filed under: ゆっくり村エッセイ — Akila Gotoh @ 0:28:49

ある日、とても気さくな記者の方が僕らを訪ねてきました。
スローカフェ・クリキンディで話をしていると「おもしれ縲怐Bゴトー君、夜に呑みながら話をしよう!」と。
その辺で採ってきた野カンゾウを湯がいて、直売所で買ってきた野菜、厚揚げなんかを焼きながらたくさん話をしました。
休日を利用して赤村に2泊して取材するという熱心な記者さんでした。

というわけで、ゆっくり村のことが、新聞で紹介されました。
Nさん、ありがとうございます!

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日本農業新聞
2007年5月6日(日曜日)P8 萌えるムラ 特別編
「自給は豊かさの証し」
後藤彰さん、岡本卓憲さん 福岡県赤村
「金稼ぎのために都会で生きるのは嫌だ」。奥まったむらで自給生活を目指し始めた青年2人がいる。後藤彰さん(29)と岡本卓憲さん(26)は今春から荒地を耕し始めた。
 空き家を借りた。床を直し、五右衛門風呂のさびも落とし、2人で住む。
 後藤さんは東京出身。「スロービジネス」提唱者・中村隆市さん(51)が福岡県水巻町で営む有機栽培コーヒーの輸入販売会社に籍を置きながら、田舎での「豊な自活法」を赤村で見つけようとしている。
 岡本さんは広島出身。大学で工業デザインを学んだが、「商業主義の先兵にはなりたくない」と農村を目指した。大量生産のスニーカーに反発、個別注文のわら草履を編む。現金収入はわずかだが、米や野菜が自給できれば「自分らしく悠々と暮らせる」。
 集落は9戸だけで、多くが独居高齢者。「にぎやかになった」と青年の世話焼きが楽しそう。むらに新風がそよぐ。

 

2007/5/24 Thursday

田植えイベント 6月10日

Filed under: イベントごと, 田んぼと畑 — Akila Gotoh @ 11:39:52

さて、播種してからドキドキだった稲の苗ですが、どうなったか!?

5日間ゆっくり庵を空けて出張仕事をして戻って真っ先に確認してみると、
おー、ちゃんと芽が出ています。

現在、毎日水やりをしながら生育を見守っております。
なかなか可愛い苗たちですね。

さてはて、田植えの日取りを決めました。
6月10日です。
これを機会にぜひ、ゆっくり村までおいでください♪

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ゆっくり村農山村丸ごと博物館計画
第3弾
ゆっくり米田植え♪

徐々に暖かくなってきましたね。
赤村ゆっくり村でも小鳥たちのさえずりが活発になり、カエルも元気よく鳴いて
います。
ホタルも飛び始めました♪

そんな春の一日、素足で泥の感触を確かめながら田植えをしませんか?
前日からの宿泊も歓迎します。ホタル見物もしちゃいましょう!

日時:6月10日(日曜日)
集合時間&場所:9時45分 赤村スローカフェクリキンディ前の駐車場
cf:http://www.windfarm.co.jp/potori/map
田んぼ:福岡県田川郡赤村・後山集落
参加費:一般1200円・SBS学生1000円(昼食代込み)
持ち物:汚れても良い服装 タオル 帽子(日焼け対策)
共有できる飲食物の持ち込みも大歓迎です。
前日からの宿泊希望者はご連絡ください。

10時から植え始めて
昼食をはさみ
15時過ぎまで作業をする予定です。
基本素足で田んぼに入りますが、
田植え靴を持参されてもOKです。

15時以降は、源じいの森温泉に行くもよし、
スローカフェクリキンディでナチュラルスイーツ&オーガニックコーヒーを味わ
うもよし、
ゆっくり庵でボーっとするのもよし。
一日愉しんでください。

問い合わせ&申し込み先:slowculture_vpjct(a)slowbusiness.org 
(a)は@に変更してメール送信してください。
(担当:後藤)
昼食の準備もありますので、6月7日23時頃までにご連絡ください。

今年は、20年以上田んぼとしては使っていなかった場所を借りて、
田んぼ作りから取り組んでいます。
集合場所のクリキンディから徒歩14分程度のどん詰まりの集落にある田んぼです。
百姓は米を作らず田を作る。
苗も自前で育てています。
イセヒカリという珍しい品種と赤米のどちらかを苗の生育を見ながら植えます。

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2007/5/18 Friday

種籾 播種

Filed under: 田んぼと畑 — Akila Gotoh @ 16:24:42

暫く、村を留守にしておりました。

スロービジネススクールの合宿参加のため、山梨県の清里まで行っていました。
とても、内容の濃い合宿で、「ゆっくり村」への関心もとっても高かったです。

留守にする前に、ドタバタと田畑仕事。
田植えの日付から逆算して、種籾を播種する。
勝手が分からないので、後手に回って大慌て。

塩水選をして、温湯消毒をして、天候を見計らって播種しました。

「あの田んぼの広さだと苗箱が何枚いるのかなぁ?」なんてことは、あまり分からず。
多分、余ると思うけれども、足りないよりは良いかというぐらいの量にしました。

   hashu2.jpg  hashu.jpg

植え方は、「ガッチリ苗を疎殖」という方向で考えています。
その方が、野生的で美味しい米になるはず。

さてはて、芽が出るかどうか?
ドキドキしながら赤村に帰り着きました。

2007/5/6 Sunday

3羽ガラス現る

Filed under: 訪問者たち — Akila Gotoh @ 22:37:21

冬を越えたゆっくり村にお客さんが来ました。
久々の来客。
しかも、愉快な女性3人。

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ひとりは、以前も来てくれたノリノリさん。
Nobuさん ミエさん
皆さんポジティブパワー炸裂でした。

今回は赤村のスローカフェクリキンディでの助っ人を中心に村での生活を味わってもらいました。
直売所を見学したり、ちょこっと手伝ったり、祭りを見物したり、夜中まで話込んだり。
なんとも、濃いゴールデンウィークでした。

面白いと言ってもらったのは「野山での食料確保」。
タケノコ掘りをしたいというので、集落の山に入りタケノコゲット。
もう穂先が伸びているものがほとんどでしたが、
まだまだ地中からちょっと顔を出す程度のタケノコもありました。

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タケノコだけではなく、裏庭に自生しているフキとカンゾウも採取。
コンクリに覆われた都会とちがって、農山村では食べものってその辺にあるんですね。

料理好きの人間が終結していたので、毎回夕食は「これでもか!」というぐらいの品数と味。
かなり素敵な食卓でした。
素材は直売所で買ったり、近所の方からお裾分けしてもらったり、野山で確保したり。
まったくもって、豪華・豪勢ではないのですが、イチイチ美味しい料理たちでした。

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料理が美味いと話が弾む?
連日2時、最終日は4時まで語り場が展開されました。
とっても濃い時間と空間でした。

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朝食は朝日を浴びて鳥の声を聞きながら

こうやって外から風が吹き込むことでゆっくり村も充実していくことになります。
とても良い手ごたえのあった4日間でした。

3羽ガラスさんたち、どうもありがとう!
またおいでてくださいな。

って、ノリノリさんはもうちょっと滞在してくれます。
「うーん、やっぱり1年ぐらい居てみたいなぁ」なんて発言も。
今後の展開にも注目ですね。

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